既に渡欧していますが、竹之内悠の欧州シーズン後半スケジュールをお知らせします。
シーズン前半ほど過密ではないですが、それぞれのレースをしっかりと形にしていこうと思います。いい形でシーズンを終えれるように頑張ります。
またブログで随時レポート報告をさせていただきます。応援のほど、よろしくお願い致します。
2017‐12‐26 WorldCupZolder
2017‐12‐30 SuprePrestige Diegem UCI1
2018-1-1 Grand Prix G.I.L. Immobilière Pétange Luxembourg UCI2
2018-1-15 Cyclocross Otegem UCI2
2018-1-20 Kasteelcross Zonnebeke UCI2
2018-1-28 WorldCup Hoogerheide
2018-2-11 シクロクロス東京
2018-2-12 柏原シクロクロス
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2017/12/29(金) 22:22:27 |
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SNS等では既に告知させて頂いてましたが、
僕の今シーズンのシクロクロスは終了することにしました。
今は、次シーズンに向け、準備中です。
詳細レポートは以下より。
12月末のZolderワールドカップで落車した際、右手を痛めてしまい、
それをずっと引きづってレースをしていた。
世界選手権等はなんとかカタチにし、シクロクロス東京のために帰国。
帰国後、Sato−Sportsで右手の状態を確認してもらい、
初見で明らかな靭帯損傷が見られるとのこと。
シクロクロス東京への参加は考えましたが、
日本で自分の走りを見てもらえる数少ないチャンスを逃すわけにはいかない。
強固なテーピングで手の動きを制限し、
あとは痛み止めを服用し、レースは無事にできた。
予定ではシクロクロス東京後、ベルギーへ戻り、
約2週間で3レースほどを予定し、そこでシーズンを終える予定だった。
しかし、今の状態でベルギーに帰り、これ以上カラダを騙してレースをしていくことは
今後のためにならないと判断。
日本に残り、治療に専念することにした。
本来なら帰国してすぐ、シクロクロス東京前にMRIで詳細な手の状態を確認すべきだったけど、
そういう情報を頭に入れてレースをしたくなかったし、
異常な状態である事くらい自分でも理解できていたので無理のし過ぎはしないでいた。
シクロクロス東京後に、改めて病院へ行き、MRI検査を受けた。
結果としては右手第2〜5指のMP関節に骨挫傷も伴う、靭帯損傷。
指の他の関節にも所々炎症が出ているとのこと。
面白い事にシクロクロス東京では元気な第1指の変なところにマメができた。
第2から5指までが満足に使えないので、
損傷していない第1指をカラダが自然とどうにかして使い、走っていたみたい。
第2指から5指は靭帯が切れるか、もしくは剥離骨折でもおかしくなかったようだった。
幸か不幸か、断裂や骨折より、損傷と骨挫傷の方が完治への治療法がなく、
ただ日にち薬しかないということ。炎症が治るのを待つだけ。
落車から既に2ヶ月が経ち、
手が痛む中、それを無理してレースをしてきたので2ヶ月経っても治らないのは当たり前か。
痛み止めを使ったのは世界選手権とシクロクロス東京。
やはりどっちもどうしても頑張りたいレースだったから。
プロではない考えだけど、痛いというカラダの信号をシャットアウトするのは、どうも怖くて、
痛いと感じながら我慢する方が、カラダをより痛めつけないで済む気がして、ずっと我慢していた。
そりゃ手術とかは別だけど、
手が痛くて原因が分かり切ってない時、痛いという信号を消すと自分の手の状態が分からないので
それはそれで怖い。
現に世界選手権後は手がパンパンに腫れ上がり、
そこまで無理して神経をシャットアウトする薬ってすごいなって思った。。
photo by cyclowired
今シーズンを振り返り、11月まではいいカタチで持って行けた。
でも、そこで自制心を利かせきれず、
調子に乗って、カラダをオーバーワークに持っていってしまい、左脚のハムストリングを肉離れ。
日本へ緊急帰国し、全日本に向けてリハビリ。
実走でのトレーニングが脚の幹部への負荷が高すぎてコントロールできなかったので、
ローラー台の上のみで調整し、野辺山と全日本優勝。
ベルギーへ戻り、ローラー生活を続けていた中、Zolderで落車。
右手の靭帯損傷と骨挫傷。それに伴う血流障害。
日常生活レベルでも車のキーをひねれない、タオルを絞れない、服を着るのも必死、右手でナイフでお肉を切れないなど
もうグダグダな中、痛みを我慢し、調子を世界選手権に向け上げるためにレースは出続け、
世界選手権を走り、シクロクロス東京も走り。そして、息絶えました。
11月に調子に乗りすぎたのが全ての原因。
Zolderでの落車もトレーニング不足により、
カラダの負荷が高い状態でのバイクコントロールが上手く出来なかったのが原因だと思うし、
つまりは11月から満足にトレーニングもできない中、ワールドカップで無理してコケて、、ということ。
焦る気持ちに自分が負けた結果だと思う。
今この瞬間は大事だけど、そこからどこを目指してて、何のために、何をしてきたなど、
自分の立ち位置を見誤ったせいでこういう結果になった。
ヨーロッパで一人でやっていく中で、
今以上に強い意志、そして同じ目標を持った人達とのチームワークが大事なんだと感じた。
もっともっとやれる事がたくさんある、
でも、そこで調子にのるとまたカラダを壊すまで追い詰めてしまうので、
正しくやれる事を最大限にし、次シーズンに繋げていこうと思う。
今もポチポチとブログを書いてても右手が痛み、
果たしてこれは治るんか?と思ったりもしますが、、
安静に、そしてまたトレーニングを開始していきます。
両手に華で。
東洋フレームのガールズ達とシクロクロス東京にて。
みんなそれぞれ個性があって、目指すところがある仲間達です。
そして、最後に東洋フレームのみんなで。
みんながいるからぼくも頑張れます。
毎年、状況が違うし、色々とあるけれど、
今年もこうやってみんなと写真が撮れて嬉しい限りです。
このみんなでベルギーで戦いたいといつも思います。
また招待しようかな、カタチだけでも。
今年もたくさんの応援をして頂き、本当にありがとうございました。
ベルギーで、まずは20番台前半。10番台。一桁。
これからのステップを見据え、現状に甘んじず、必要な事を考え、これからもやっていきます。
これからもよろしくお願いします。
では。
2016/02/24(水) 11:04:32 |
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おはようございます。
ベルギーでは、
ベルギー人有名ロード選手、セプ.バンマルク?選手専属の整体師?マッサー?のLucに
身体を見てもらいました。
Lucの判断では、先週末行われたSuperPrestigeGavere、
今週末のワールドカップKoksijde、共に参加可能とのことだったけど、
自分の判断ではNoだった。
治療を受けた後、状態はよくなったが、車のクラッチを踏むのでも痛む状態が残った。
治療を受けた翌日、指定されたトレーニングをこなす事が出来ず、
日本への帰国を決めた。
Lucの判断を信じるかどうか迷ったけど、Lucも正しいかもしれないけど、
自分の感覚を今回は優先させた。
本来なら、コクサイデの後の来週帰国の予定。
脚が治るかわからない不明確要素と時差に対応するための時間、
全日本も含めシーズン後半に向けての体制の立て直し、
それぞれをベストな状態にするために急きょ帰国しました。
帰国後、やはり、肉離れとのこと。
身体の使い方やっぱりもっと見直さないといけない。
今年1月は右足、今回は左足。
どうすべきか。
今回は調子良かったから、限界を振り切ってしまった。
前回は調子が悪すぎて、無理をして、限界を振り切ってしまった。
学習しないと、です。
さて、そんなこんなで先週末は帰国し、関西シクロクロスにお邪魔しました。
レースは走れないので、
東洋フレームさんのお手伝い。
僕の乗っている実車の展示と、ライダーさん達との交流。
東洋フレームの宣伝は勿論ですが、それよりもシクロクロスバイクで求める形。
バイクとの付き合い方、バイクはどうあるべきか、そんなお話しをたくさんさせてもらった気がします。
正しく、「速くてカッコいい」
そんなバイクをお求めの方が多いんだなと感じました。
当たり前なんですけど。やはり、いろんな理由でそこに突き詰めていけない状況もあるのも確かだと思います。
そんな中で一つの選択肢に僕が駆るバイクに触れて頂けたら、何かが見えるかもです。
またよろしくお願いします。
そしてそして、
主催者さんからレースのお手伝いのご依頼が。
ぜひ、とのことで、関西シクロクロス最上クラス、C1クラスの実況解説をさせて頂きました。
がらぱさんのお仕事の邪魔はできない、と、かなり緊張しましたが、
最後の方はぼくも楽しめました。
がらぱさんも僕がいて、お仕事し辛くなかったかなぁと今になってすごい心配してるんですが、
プロのお仕事、当たり前ですが、さすがだなぁと感じました。
僕自身、初めてだったのでてんやわんやでしたが、
もっと、話の切り口やテーマ、僕しか持ってないものを出しても良かったかなと考えたりもしました。
ま、とにかく良い経験になりました。
最後に、会場でお話し頂いた皆さん、ありがとうございました。
自転車が好きだからこその悩み、フレームに関すること、セッティングに関すること、
なんなりとまた会場で僕にご相談してくださいませ!
さて、今週末のUCIマキノ、あわよくば出場しようかと思ってましたが、
治療が間に合うないのと、不安も残るのでキャンセルします。
UCI、野辺山スーパークロスからまた参加させて頂きます。
最高の走りをするために。
よろしくお願いします。
では。
2015/11/17(火) 10:52:06 |
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こんにちは。
日本に帰ると時間の流れが早く、
あれしてこれして、、、と忙しない毎日です。
先週の月曜日にベルギーで、
僕の竹之内悠として、日本人として、全日本シクロクロスチャンピオンとして、
なぜベルギーで闘うのか、どう闘っているのかを収録したドキュメンタリー番組が放映されました。
Canvas、といえばベネルクス三国なら誰もが知っているテレビ局で。
それも全国区。夜21:15からというゴールデンタイムに。
撮影したのは今年の1月。
まさに肉離れを起こし、休養している時でした。
脚が痛く、走れない。
でも、テレビの取材の予定が入っている。こんなチャンスはない。
自分のベルギーでの姿、戦う姿勢を多くの人に知ってもらえるチャンス。
でも、こんなボロボロのカッコ悪い姿、恥ずかしくて人に見せれない。見せたくない。
でも、支えてくれてきた、支えてきてくれている人たちに何か残せたら。
喜んでもらえたら。
そんな気持ちで取材に応え、撮影を続行してもらいました。
今年の1月は今までで一番孤独でつらい時期だったように思う。
そんな中での撮影でした。
そして、なんと、番組をネット上に公開してもらえました。
Canvasの人が、日本のファンにも見てもらえ、と寛大な対応をしてくださいました。
ご覧ください。
下の画面をクリックして頂くと、別ウインドウに移動し、
動画を見れると思います。よろしくお願いします。
SLIJK AFL02 - YU TAKENOUCHI - CYCLOCROSS from DIPLODOKUS on Vimeo .
皆さん、いつも僕を支えていただきありがとうございます。
2015/09/07(月) 11:29:42 |
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こんばんは。
前回のロードレースは150kmのレースで、
残り20kmで痛めてた脚が痙攣起こして、
レースをおりました。でも、まぁ、よかったです。
高出力が出なくなってるのでそこのトレーニング。
まず、ベースからしっかり作り直していきます。
悪くはなかった。ただ筋肉が弱くなってるから、それをまた取り戻すだけ。
はい。さてはて。
今週末はマウンテンバイクマラソンに出ます。
17th Raid Des Hautes Fagnes Malmedy 大会サイトへは上記の大会名をクリック。
脚の状態もあるし、初めてのマラソンレースだし、、
65kmの一番短いのでます。様子見。
115kmの出てリタイヤするなら、気持ちよく65km追い込んできます。
で、僕が乗るバイクのご紹介。
これもずっと紹介したかったんです、遅くなりました。
TOYOフレームのフルスチールフレーム、タイヤサイズは650Bです。
5年ぶりのマウンテンバイク。
シクロクロスはしていたから、バイクの扱いは問題ない。
というか、前より上手く扱える。
フレームもリジットだけど、嫌な突き上げは感じないし、
路面を綺麗に追っかけてくれるバイクです。
シクロクロスで乗り味が体に染み付いてるので、違和感なし。
フロントサスとタイヤボリュームがシクロクロスよりでかいので楽に感じる。
その分、スピードが出せる印象。
650Bには初めて乗ったけどよくわかりません。
下りのギャップは少なく感じるしスピードは乗る。
26インチどまりな僕にとっては29インチも乗った事ないし、
比較対象が少ない。すいません。
でも、取り回しも楽チン。乗りにくいと感じないので、まぁ、そういう事だと思います。
コンポは電動XTR。フロントシングル、
リヤローターは140mm仕様です。
ヘッドセットは前回にもご紹介したTOYO製のヘッドセットを使用。
シートポストもロードやクロスと同じモデルです、
TOYOオリジナルシートポスト。
ハンドルとステムはグラファイトデザインで統一。
ハンドル幅は700にカットしてます。少し切りすぎたかな。。?
こういうライザーはセッテイングが難しいですね、
微妙な角度を探っていかなくちゃ。
でも、扱いやすいのは事実。
ステムとハンドル共にしっかりした作りです。
触っててしっかり作ってあるなぁとわかります。
レースを走っていってセッティングを煮詰めます。
チェーンオイル、
チェーンステープロテクターはMidlandさんです、もちろん。
ペダルはタイムさんのものを。
これ、旧型ですが好んで使わせてもらってます。
このペダルでなきゃ、オフロードは走れない。
泥詰まりにくさと、ペダリングの安定感。バッチリです。
サドルはロードと同じく、ロールスチタン。
古風ですいません。
でも、チタンレール採用するって事はレースのことも考えられていると思うんです。
マウンテンバイクでも使っています。
ボトルゲージはKabuto。
安心のPCー3。
マウンテンバイクの条件下でも安定感抜群です。
サスペンションは
Fox 32Float 27.5 100 CTD Remote 15QR 1.5T
サスペンションのセッティングはシビアですけど、
サグをとって、あとは味付けかなぁって感じです。
いかに路面にタイヤを接地させとくか。
レパートリーはたくさんあるし、難しいけど、煮詰めていかなきゃ。
トレイルに入って色々と試しましたが、なんとなくまとまってます。
いいサスペンションです、素直で。
リモート機能はスタート以外使わないかなぁって印象です。
動かして進む印象です。それだけいいサスペンションってことです。
シクロクロスで養ったバイク感覚的に、です。人それぞれだとは思いますが。
本来ならDUGASTのチューブラータイヤを使うんですが、
今はちょっと待機で、
チューブレス使ってます。
XTRのホイル。
初めて650Bに乗ったし、他のホイールと比較できないけど、
それでも乗るといいホイールとわかる。さすがSHIMANOさん。
固すぎず、柔らかすぎず、綺麗に転がります。うーん、いい。
とにかく、レースで使うのが楽しみなバイクです。
これも買えるモデルです。
また細かい仕様は発展していくと思いますが。
ブレーキラインは外装、
電動ケーブルは内装です。
レース、気張ってきます。
では。
2015/06/19(金) 23:50:49 |
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