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YuTakenouchi/竹之内悠

This is Blog of cyclist, Japanese YuTakenouchi. Roadrace. Cyclecross.MountainBikeXCO 自転車選手、竹之内悠のBlogです。

Tour de Hokkaido 2013

ツールド北海道に参加するため、
日本に帰国していました。
レース後、すぐにベルギーに戻る予定でしたが、
少し気になることがあったので4日ほど多く日本に滞在し、
そこからこっちに戻ってきました。

ツールド北海道、
張り切っていたのですが、いいことなしでした。
もっとしっかりと体調を整えてから帰国すればよかったと反省です。
思い当たる節があるので、、はぁというかんじです。

ざっとレースのことを。

第1ステージ。
今のチームでは、ベルギーでばかりレースをしているので、
上りが一番の不安要素。
上りの練習もこっちで出来る限りはしていたけど、不十分なことはわかっていた。
自分の得意な部分で補おう、という考えで走った。
KOMではメイン集団から遅れたけど、頂上で集団とは1分。ラッキー。
下りで追い付けるなぁと思ったので必死に踏んで、復帰。
そのあとは集団で走れた。上りもなんとなく、走れた。
けれど、ラスト15kmほど?でアンカーさんが横風でしかけて、
集団が分裂。あららと見ていたけど、
こりゃどうにかせなあかんのかと思い、前でローテーションに加わった。トップとは1分半ほど?でゴール。

TdHokkaido2013_2-0172.jpg


第2ステージ。
コースプロフィールとマップを見て、平坦区間で逃げて、
そのあとは運任せ作戦にしようとレース前から決めていた。
前半のアップダウンが終わり、中盤の平坦区間。
予定通りちゃっかり6人で逃げれた。チームメイトのアーロンも一緒。
ラスト30km?ほどがアップダウンなので、そこまではとりあえず逃げて、あとは
頑張るだけだなぁと思っていたら、
メイン集団の方で落車?等があり、差が一気に7分にまで広がった。
あれ、予想外。
良い意味で。
けど、自分の脚は全然余裕がなくて、身体が動かなかった。
これも予想外。
悪い意味で。
とにかくやることはやったけど、上りで遅れ、
アンカーのフランス人からも付きぎれして、
後ろの20人ほどにも追い付かれ、
そこからも最後は遅れて、
ふらふらとゴール。
脚がスッカスカ。全然出力しなかった。

TdHokkaido2013_2-0298.jpg


第3ステージ
前半の上りが少ない段階で逃げようと思っていた。
とりあえず、やることはやらなきゃなと思って、
予定通り、逃げる。
けど、全然身体に力が入らなくて、早々にちぎれて、
そのあとはメイン集団。
そして、最後の上りでメイン集団から遅れて、、
ひらひらとゴールでした。

TdHokkaido2013_3-0053.jpg


この3日間、やりたいことはできたけど、
それを全部形にできなかった。
自分の実力不足と済ませればそれまでやけど、
自分の実力をしっかりと出すためにもっとやれることがあったなぁと反省。

そして、このレースに出るために多くの人のサポートがあったので、
それを裏切れないというおもいが強くて。
結果的に、、だめだったんですが。
悔しいですね。自分の甘さが出ました。

チームの方は色々と問題があって、、
レースにすら出れないんじゃないかと、
ベルギーにいるときからレース当日もずっとソワソワしてました。
主催者様には本当にご迷惑をおかけしました。。。
ありがとうございました。
そして。
応援してくださった皆様。ありがとうございました。
期待外れですみません。



いまは時差やら、なんやらで
くたくたです。が、来週末からこっちでクロスのレースを走ります。
ロードの方もまだ数レース残ってるので、
それもがんばります。

TdHokkaido2013_1-0032.jpg


では。

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  1. 2013/09/25(水) 02:13:19|
  2. 未分類
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Kermen Omloop Echt-Susteren UCI Ned 1.2 & Zwevegem

こんばんは。
明日、ツールド北海道に参加するために日本に帰国します。
日本と連絡をとりたいときにかぎって、
今日は一日中WIFIが動かなくて、、、今になってようやくネットが使えるようになりました。
夜の23時です。ありゃまぁ。
ま、いいんですけど。

日曜日はオランダでUCIの2クラスでした。
プロコンチは走ってなかったのかなぁ、コンチとアマチュアだけやったように思います。
オランダでのロードレースは実は初めてで、どんな感じなんやろと、、とりあえず風がすごいという噂だけ。
レース当日はラッキーで風が全然なくて、集団がまとまりやすかった。
そのかわり終始、アタックが繰り返されていた。
レース序盤、15人前後の逃げがすぐにできる。
ANPOSTが逃げを逃したので、メイン集団の前方でペースをあげて捕まえる。
僕はこのカウンターにのろうと思ったが、位置取りが悪く、流れに乗れず、
2個目の逃げを逃す。
でも、またラッキーなことにANPOSTがまた逃げに選手をのせることができず、
コントロールに入る。
そして、3度目の正直。
ラスト70kmほどかな。
ANPOSTが逃げ集団と差を詰め、一人選手を逃げ集団にジャンプさせる。
そこにぼくも単独でジャンプ。
主要なチームの選手は揃っていたのでチャンスと思い、
逃げ集団の前で積極的に動く。メイン集団との差を広げたかった。
けど、メイン集団も人数が多すぎると判断したのか、必死に追ってきて、
ぼくも前で必死にひいて、、けど、メイン集団にしばらくしてつかまり、僕の脚はふらふらで、
そのあとは集団で待機。
このレースは過去2年は集団スプリントだと聞いていたので、それを信じて最後まで待つことに。

ゴール前1kmは直角コーナーの連続。
位置取りをしっかりすれば、着に絡める。勝てるチャンスがある。
ゴール前のイメージを作り、いざゴール前。
みんな考えることは一緒やし、ひっさびさにやばいなぁと思いながら位置取りをした。
当たり負けとかはしないけど、やはりパワーが少ない。
結果は12位。
今日の調子、レースの展開だとこんなものかなとも思うけど、、、
8位以内に入りたかったし、勝ちたかったし。
悔しい。もっとこうすれば、ああすれば。
それの繰り返しです。
トップ5に入れるようにならなきゃ。そして勝てなきゃ、と思う訳です。はい。

75922_1154441648027512_2126102572_n.jpg


そして、今日、月曜日。
ずっと住んでいたZwevegemでプロケルメス。
張り切ってスタート、初めの1時間は踏み切ろうと思っていたけど、
身体が全然ダメで、レースで動いていくことはしたけど、
その動きに対して身体がついていってなかった。
心拍も変に低かったし、明日は移動日なので、
残念やけど、、、と思いつつ、レースをおりました。
トップ10に入れる体調ではなかったので、それ以外の成績を身体を無理してとるよりかは、
疲労をためないことを優先して、北海道に調子を合わせていくことを優先させました。

昨日のUCIレースは190kmのレースで平均速度46.7kmほど。約47km。そりゃ逃げも決まらんし、
少し逃げた時にとてつもなくきつかったわけで。
今日も疲れてるわけで。
しょうがない。
今日は自分の日じゃなかっただけ。

さて、明日はがんばって移動します。
モスクワ経由、成田経由、伊丹、家。
うまくいきますように。

では。
  1. 2013/09/10(火) 06:31:11|
  2. Race
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Izegem

Izegemでプロケルメスでした。
Izegemは去年の冬に1カ月間滞在させてもらってた街。
やし、いつもよりやる気は三割増し。w

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けど、なんもいいことがなかったです。
なかったというか、よくすることができなかったです。

身体が重くて、、、というより、心臓さんが。

レースは1周目から20人前後が逃げ、中盤で一度集団が吸収し、
そこからまた何人かが細かく逃げ、最終的には30人前後が先行。
メイン集団は足きり。
ってないつもの流れ。参加選手は多くて230人ほど。

中盤で集団が逃げ集団を吸収したタイミングで前にいればいいものを、
その位置にあげることすらできなかった。
頭ではわかってたのに、身体が全然だめだった。

そのあと、メイン集団から一応飛び出せるタイミングあったので、飛び出して、
20人ほどでメイン集団から先行してゴール。
といっても、マイナス2周ぐらいでおろされた。

先週のGerrardsbergenのレースから身体が微妙。
今日は心臓をなれさせるために、低強度で4時間ほどのっときました。
いまはだいぶ楽です。

日曜日はオランダでUCI2クラスのレースです!
では。
  1. 2013/09/06(金) 22:38:00|
  2. Race
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Schaal Sels UCI BEL 1.1

さて、昨日のレース。
Schaal Sels UCI BEL 1.1。
アントワープ近郊がスタートゴールで、
そこから少しオランダ等に入り、戻ってくる感じ。
石畳が事前の情報では多いとのこと。


1236501_10201241934724686_143315754_n.jpg

スタート前のサイン後です、これ。
必ず、僕は全日本クロスチャンプって紹介されます。
チャンピオンの特権です。嬉しいことです、ほんと。

コースは石畳はたしかにおおかったけど、路肩がコンクリートの道になっていて
石畳の意味ないし!的な感じだった。
もちろん全員が路肩のコンクリートの普通の道を走っていた。w

さて、レースはうちのチームメイトのビクターを含む4人が逃げ、
40km前後で一旦落ち着く。
けど、狭い道や石畳の連続で、
集団が長く伸びて、中切れがおき、
メイングループが4つほどに分断。
僕は後方に取り残され、必死に踏んで、集団に再復帰。

そのあとは、反省して、しっかりと前の方で位置取りをしていき、
オランダに入る。
オランダに入った途端に、小さな農道の繰り返しになり、
さらに風も強くて、メイン集団が50人以下に絞られていく。
ぼくはまだここに残っていた。
ビクターを含む逃げ集団は一度捕まっており、
新しい10人ほどの逃げができていた。
僕はとりあえず、風でちぎれないように、必死に走っていた。


さて、140kmほどの地点、
右の鋭角コーナーを集団のアウト側で曲がっていたら前方の二人が滑って落車。
ぼくはやばいと思ったけど、冷静に対処し、こけずに前の選手を若干ひきつつ、止まれたので
再スタートやと思ったら、後ろから突っ込まれて落車。
うわ、と思ったけど、必死に他のバイクと絡まった自分のバイクを起こし、
クロスの要領で飛び乗り、再スタート。が、
チェーンが外れていて上がらず。すぐにおりて、チェーンかけたけど、
集団ははるか前方。
それにカーペーサーで集団復帰したかったけど、
横風でちぎれた選手と混在してて、
更にはメイン集団のすぐ後ろにはチームカーがついてない状態だったので、どうしようもできず。
僕の落車は無線でチームカーには情報がいってたようだったけど、
チームカーははるか後方。
自分で踏んで追い付こうと試みたけど、
集団もキュベカが中心となって、逃げの10人を追っている最中。単独ではおいつけず。
10人弱の遅れグループといっしょになり、脚のある選手、落車でこけた選手、が中心で
集団復帰を目指すも無理だった。

200kmのレースで170kmほどでおろされた。
不運といえば不運やけど、
落車の瞬間にそこにいた自分が悪い。

この日は25歳の誕生日やったし、良いレースにしたいなぁと思っていたけど、
中切れで一度遅れるし、
突っ込まれて立ちゴケみたいな落車の仕方をし、
そのあと復帰もできず、
レースができてなかった。

ゴール地点ラスト数キロの雰囲気を見て、
このコースでスプリントをするならどうする、って頭に思い描いていた。
悔しい。いいところにいけたと思う。
UCI1クラスで着に絡んだ走りをできるチャンスをまた逃した。
けど、この日は身体がとても重く、、しんどかった。
疲れがでてきたのかな。

ベルギーに戻ってからは、
レースのための休養は入れてたけど、回復させるための休養はとらずに
乗り込みとレースを繰り返してきたので、
これもいいきっかけかなとも思う。
もし、あのまま集団に残れて走れてたら膝が再発したかもしれない。
そういうことにしておく。

2日ほどゆっくりして、
また頑張ります。と、言っている間に来週には日本ですね。

今回のレースはオランダに入った瞬間に
「あ、ここデッカーの近くや!」って気づいた。
デッカーってのはホテルで毎冬、Hoogerheideのワールドカップのために泊まるホテル。
ま、そのすぐ近くでぼくはこけたんですが。笑w

終わったことはしょうがないので、
残されたものを見て、また頑張ります。

この後の僕のスケジュールは、
9月5日 Izegem
9月8日 Kernen Omloop Echt - Susteren UCI Ned 1.2
9月9日 Zwevegem
9月10日 ベルギー出国
9月11日 日本帰国
9月14-16日 ツールド北海道
9月17日 ベルギー帰国

ってな感じです。
プロケルメス、Izegemは去年の冬に住まわせてもらっていた街、
Zwevegemは、かれこれベルギーに来てからずっといるお世話になっている街で
レースです。それに日曜日はオランダでのレース。オランダのロードレースは初めてです。
それもUCIの2クラス。しっかり狙いたい。勝負をしたい。

まず、勝負できる身体に回復させれるのか、、心配です。
なんか、すっごくクタクタです。

では。

  1. 2013/09/03(火) 03:39:53|
  2. Race
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  4. | コメント:0

プロフィール

竹之内悠

Author:竹之内悠
竹之内 悠

Yu Takenouchi
1988/9/1
170cm 62kg

Team
ToyoFrame

略歴
2011,2012,2013,2014,2015 Japan National Cyclocross Champion
2010 Japan National U23 MountainBike XCO Champion
2008&2009 Japan National U23 cyclocross Champion

2011,2012,2013,2014,2015 全日本シクロクロスチャンピオン
2010 全日本U23マウンテンバイククロスカントリーチャンピオン
2008,2009 全日本U23シクロクロスチャンピオン

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