Otegemから中4日でカスティールクロスだったけど、
その間も充実して自転車と向き合えていた。
なので、このレースは試走の段階でも調子がいいと思えたし、
悪いレースにはならないなと感じていた。
結果的には至らない走りだったけど、走っていて久々にレースが楽しいと思えた。
泥も重かったけれど、その分なにかと勉強になった。
いい日だった、レース後も物足りなさはあったけど、納得できた。
では、ブログ本文です。
オーテゲム後、久々に身体に力が漲り出しているのを感じていた。
レース当日、予報通りの雨。しかし、オーテゲムの時よりも気温が高く、風も少ない。けれど油断は禁物ということで、オーテゲムの時よりも雨脚が弱いので保温系のあったかい格好でスタートした。
試走の時からコースがかなりのマッドコンディションなのはわかっていたが、数年前に一度出ただけのレースでその時は泥が深くランが多かった覚えがある。今年度は泥が深いのは変わりなかったが、コースレイアウトが変わったおかげで乗車できる範囲のコースだった。泥も深いけれど、雨が降っているので湿り気があって軽い泥だった。
スタートは2列目。けれど、2列目の最後の方に呼ばれたので、なんとなく2列目の余っているコース右側のところに並んだ。あまりいい気はしない位置だった。この直感に従うべきだった。スタートして、右の選手が僕の方に大きく寄ってきてブレーキ、そのあとコース右側の幅員が狭まりブレーキ、第1コーナー曲がってまた生垣でコースの右側だけ幅員が狭まり落車が起きてブレーキ。スタートから30秒ほどでほぼ最後の位置まで急降下。直感に従って3列目になってでも左側に行くべきだった。笑えるほどのスタートの悪さだった。
そのあとは、淡々と走り続けた。泥質が乾燥してきて、3周目あたりから毎周回バイク交換しなければいけなくなった。泥の上でのバイクの進ませ方や、ラインの変える感覚、やはりレース終盤の方がいい形で走れていた。苦手な泥だけど、久々に自分でバイクを進ませれていると思えた。それでもペースが遅く、マイナス2周でレースを下ろされた。今日はフルラップしないといけないレースだったけれど、仕方ない。久々にレースをしていて楽しいと思えた。気持ちが込められた。
寒さ対策もバッチリで低体温症にならなかった。身体のダメージにも関わるので、とりあえず一安心。大きな流れとしてはいい方向に向かっている。この調子で残りのレースもこなしていきたい。
次戦は予定ではワールドカップ ホーガヘイデ大会の予定でしたが、今週末のレースを連戦に変更しました。土曜日にルクフェンUCI2、日曜日にワールドカップホーガヘイデ大会。左脚もまだテーピングは取れませんがかなり具合良くなってきているので、不安はありますが次の段階へと再チャレンジです。
スポンサーサイト
2018/01/29(月) 18:40:34 |
Race
| トラックバック:0
| コメント:0
年始からOtegemの3日前まで日本に帰国していたので、
ベルギーに戻ってすぐにレースだった。
かなりの風雨で厳しいレースになったけれど、やっぱり最近の僕は鈍ってるなぁと反省です。
こんなに寒さに弱くなかったのに。鍛えなおします。
今日のレースはテレビ中継映像があったのでまた下に貼り付けますね。
では、ブログ本文どうぞ。
僕の住んでいる町内で毎年開かれている大会、シクロクロス オーテゲム。今年で50回記念大会。
このレースは前日の日曜日が各国のナショナル選手権が開催され、その覇者が翌日の月曜日にこの大会に来てチャンピオンジャージをお披露目する大会に位置付けされている。
雨が降り続くと例年担ぎ区間が長いレースになるけれど、レース前までは今年は比較的に乗車率の高いレースになりそうだった。15時からレーススタート、13時前に試走。レース数時間前から雨風共に強くなった。試走である程度、コース状況を確認し、タイヤを選び、セッティングしていく。
気温も5度ほどと低く、嵐のような天気だったので、近くの家の人にガレージをお借りできるようにランジットが交渉してくれ、その場でウォームアップを始める。すると、他チームの面識のあるメカニック達がみんな自分たちの選手をより良い場所でウォームアップさせようと僕の周りにずらずらと入ってきた。もちろん、お互い様で快く場所を譲った。
普段、同じレースを走らせてもらっているけれど、話したことのない、一緒の空間にいることは滅多にない。どうやってアップして、どうやってファンに対応しているのか。普段は僕も同じレースするから自分のことで精一杯だけど、彼らの立ち振る舞いを同じ選手として見て、素直に感動した。僕はあまり世界のトップ選手と関わる機会がないと話さない、今日は特別な日だった。
さて、肝心のレース。スタート後、やはりペースが落ち込んだがそこからペースを保つ。30秒ほど前の大きなパックに入り込みたかったが入れず。この日は風雨がすごく、前回のレース同様、30分過ぎから急に寒さを感じ始めてペースが落ちた。マイナス4周、40分でレースを終えた。27位。
元旦のレースの時ほど冷えなかったけれど、レース後はまた筋肉が痙攣を起こしかけて、身体の自由が奪われる寸前だった。前回を踏まえて寒さ対策をしたし、それは少なからず効果を発揮したけれど、まだ足りない。そもそも自身の身体の問題なのか。前までは寒くても耐えれていたので、身体が鈍っているのだろうとも思う。また次戦も同じような天候になりそうなのでそれまでに対策を練り直したい。
今日のレースはまだペースを保って走れた面があり、以前より前向きにレースを終えることができた。残り数レース、身体を戻していきたい。
テレビ中継映像です。
一周目の序盤だけチラチラといます。
VIDEO 次戦は1月20日、Kasteelcross Zonnebeke UCI2です。
本ブログのレース写真は橋川健さんに撮影していただきました、
ありがとうございます。
2018/01/19(金) 22:54:31 |
Race
| トラックバック:0
| コメント:0
2018年1月1日から嬉しいことにレース。
少し雑に走ってしまったけど、それもまた良かったということで。
この日は本当に寒くて、どうしようもなかった。
レース後の身体の冷えと痛さは普通ではなかった。
このレース後、しばらくレースが空くので一度日本に帰国した。
日本の恵まれた環境でトレーニングをしっかり行うため。
一昨日にベルギーに戻ってきた。
日本滞在中、気候のタイミングなんだろうけど、めちゃ寒かった。。。
日本では集中していろいろとこなせたので満足。
さて、ブログ本文です。
12月31日にベルギーから300kmほど移動し、翌日の1月1日のレースに備えルクセンブルクに入る。このレースに参加するのは初めてだった。
コースは登って下るのみ。登坂がきつく、この日は雨だったため担ぎ区間も数か所あった。下りもマウンテンバイクのような下りでテクニカルだった。
この日の気温は低く、5度以下。おまけに風雨が激しく、レース前からそれ相当の準備をした。身体が冷えることは容易に想像できたのでかなり厚着をし、スタート。
スタートから1周目は担ぎ区間が苦しく、ペースを上げれなかった。レース中盤からリズムを取り戻したけれど、ラインを定めるのが難しくなってきて、視野が狭くなってきた。低体温症だなと思った。下り区間を終えたころには身体が震え始めていて、これはまずいなぁと思いつつ、とにかくペースを上げることに専念した。しかし、いよいよ立ちこぎもままならなくなり、ラスト2周の時にトップの選手に抜かれ、マイナス1周でレースを終えた。
ゴール後、なんとかトラックまで帰ったがそのあとが悪夢だった。泥だらけの服を脱ぎたいけれど、震えが止まらなくて身体のあちこちが痙攣し、痛くて身動きとれなかった。普段、脚がつる程度なら余裕で我慢できるけれど、この日の激痛は耐えれなくて、思わず叫んでいた。新年早々、とんでもないことになっていた。
この日の風雨はフランスの方でも事故が起き、ニュースになっていた。やはり普通ではなかったのか、と思った。
僕の結果は21位で20位からがフルラップ。自分のパフォーマンスの落ち具合に落胆するけれど、再起をかけてまた積み上げなおしていこうと思った。この日は悪いなりにがむしゃらに必死にレースを進めれたので少し気持ちよかった。
次のレースは1月15日Otegem UCI2に参加。
2018/01/14(日) 18:22:42 |
Race
| トラックバック:0
| コメント:0
今年のディーゲムは、ちょい泥だった。
3年ぶりだったし、しっかり走りたかったけど、なんだかなぁな身体の状態。
頭を切り替える、うんぬんかんぬん。
シャキッとしない頭と体をどうにかしないと、シーズン終わる。
シーズン最後までにどこかでいい走りをしたい。がんばる。
いつも通り東洋フレームブログより転載させてもらいます。
そして、レース映像をブログ下部に貼り付けますね。
またご覧ください。
写真は橋川健さんに撮影していただきました。
今年は3年ぶりの参加となったディーゲム。舗装路区間が多く、好きなコース。このレースは夜に行われるナイトレース。夜の街を走り抜ける。
現地スタッフのランジットもこのレースのために大きな照明を持ち込み、レースに対する準備はバッチリ。レーススタートは20時のため、もうレースの頃には真っ暗。
試走は日が出ている内に終わらせ、レースに備えた。
年末の時期はレース数が多いため、多くの海外選手がレースに参加し、いつもより僕の順位あたりの選手層が増えるため、レースはとても楽しみにしていた。
スタートし、いつも通りわちゃわちゃとなったがスルスルと混乱を抜け、調子よくいい位置で始めの半周を過ぎる。直線での伸びもよく、あれ、調子いいと感じた。レース中に初めてマチュー選手の背中が一つ前に見え、あらま、と思う。が、そのあと大失速。踏めなくなり、ペースを落とす。後半にかけて少しだけペースを戻したけれど、それも満足のいくものではなかった。
レースはマイナス4周?ほどで切られた。数日前のゾルダーよりいいところがなく残念だった。次のレースは1月1日にルクセンブルクでUCI2に参加予定。
レース映像は下部からどうぞ。
VIDEO
2018/01/09(火) 17:27:52 |
Race
| トラックバック:0
| コメント:0